道産子アラサーゲーマーによるゲーム+αのブログ

PS4コントローラーの埋まったボタンを自分で修理・分解する方法

PS4コントローラーの埋まったボタンを自分で修理・交換する方法

【注意事項】

必ず成功する保証はありません。
あくまで、素人なりに私が実際に経験したことをお伝えします。本記事を参考に自分で修理・交換のために分解される方は、「上手く直ればラッキー♪」くらいの心構えで作業にかかる事を強くお勧めします!
また、自分で修理を行った場合、失敗しても公式の修理サービスを受けることは出来ませんので、くれぐれもご注意ください。

公式アフターサービス詳細はこちら

ゲームによっては、ボタンを連打する必要があったりしますよね。

私もかなりガチャガチャとボタンを酷使していたせいか、ある日突然、〇ボタンが埋まってしまいました。

PS4コントローラー

もうこうなると、戻って来なくなったボタンを爪でひっかけたり、コントローラーを振ってみたり、叩いてみたりと、原始的アプローチで直ることを期待したのですが、まったく無意味でした。 しょうがないので買い換えようとしたんですが、純正のコントローラーって結構良い値段しますよね?

そこで、「ダメ元で修理してからでも遅くないか」という気持ちで、自分で修理してみることにしました。コントローラーの中身にも少し興味ありましたしね。

必要なもの

静電気対策の手袋
電子回路のショートを防ぐための手袋です。
精密ドライバー
コントローラーのねじ穴は小さいため必要です。
交換用ラバーパッド
ボタンの下でクッションの役目をする部品です。

作業開始

と、その前に、
必要なものリストをみて、「静電気対策の手袋はなくても良いかな~」と思ったりしませんでしたか?

PCを自作する人にとっては、静電気の怖さを知ってると思いますが、実際私が作業を行ったときは、この重要性を軽視していました。

もうお気付きだと思いますが、私は、静電気対策用手袋をしなかったせいで回路をショートさせコントローラーの修理に失敗しました(悲)

部品自体はうまく交換することが出来たんですが、コントローラーがまったくPS4に反応しなくなったんですよね・・・
なので原因はショートによるところでしょう。

静電気対策をやっていれば上手くいっていたかもしれませんので、これからやろうと思ってる方に、同じ轍を踏ませないように、少々くどくなりましたがお伝えしました。

では本当に作業開始!

まず、コントローラー裏側の4か所のネジを精密ドライバーで外します。

PS4コントローラー

次に、コントローラーの横の繋ぎ目の部分を手で外します。
※ここは素手で大丈夫です

下の画像のように上下に外れる感じになりますが、初めてここを外すときはかなり固いです。ある程度力を入れて行う必要があります。隙間にマイナスドライバーを嚙ませたりしても良いでしょう。
※勢いあまって部品の飛び出しには注意しましょう

PS4コントローラー

上下に分けることができたら、ここからはより慎重に行います。
※静電気防止手袋を付けましょう
※紐のようなケーブルを千切らないように注意しましょう
※細かな部品がたくさんあるので、不意に部品が取れたときに「この部品どこについてたんだ?」となっても冷静に対処しましょう。

グレーの電池パックを横にずらし、3か所あるネジのうち、基盤のさらに奥までコントローラーの片側と固定されているネジを外します。
※2か所は基盤とだけ固定されてるので外す必要はありません

PS4コントローラー

片側コントローラーと固定されてるネジを外したら、ボタンが見えるようにゆっくり持ち上げます。
すると、白い十字型のクッションが見えるはずです。

PS4コントローラー

ボタンはそのままにクッションだけ隙間から手を入れ取り出します。

PS4コントローラー PS4コントローラーのボタンクッション

クッションを見てみると、〇ボタンの箇所にあったクッション部分が千切れそうになっていました。ボタンが戻らない原因はどうやらこれだったようです。この十字クッションを丸ごと交換すればOKです。
※上の画像では、わかりやすいように千切りました

あとは今までの作業を巻き戻していけば完了なんですが、どこかしら部品を外れてきやすいので、ここが一番大変だったりします。
根気よくどこに使われてる部品かを確かめながら元にもどしていきましょう。

PS4コントローラー

すべての操作パーツの感触、PS4との接続に問題なければ無事に完了となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

原因だったクッション部分の交換自体は簡単ですが、コントローラーをもとの形に戻すまでの過程で、部品が外れ、それを元に戻したり、いざ戻してみたらパーツの感触がおかしかったりと、調整が大変な場合が多いと思います。

私は、キャットタワーを傾けて完成させるほど、手先が器用な方ではないので、手こずりました・・・
繰り返しますが、「上手く成功すればラッキー、失敗したらしょうがない」と割り切りましょう!

また、今回はボタンクッションの交換方法を解説しましたが、ボタン、アナログスティック、Rトリガーの交換もパーツがあれば基本的には今の流れで対応できるかと思います。

そして私は無事(?)赤いコントローラーを買いました。