PSVRで映画を最大限楽しむための方法を徹底解説【PlayStation VR】
■この記事でわかること
・画質や疲れなどの気になる使い勝手
PSVRを買ったばかりの人はもちろん、映画鑑賞のためにPSVRを買おうか検討している人もぜひ参考にしてみてください!
目次
PSVRで映画を観る2つの方法
PSVRで映画やアニメなどの動画コンテンツを観るには、PSVRの標準機能である「シネマティックモード」を利用する方法と、PSVR専用アプリ「シアタールームVR」を利用する方法があります。
1.シネマティックモード
小・中・大の画面サイズから選べる
365度の真っ暗な仮想空間内の約2.5メートル先にスクリーンが現れ、PS4ソフトウェアタイトルや映像コンテンツを楽しむことが出来ます!
画面サイズは小・中・大の3サイズを切り替えることができるので、好みに合った見やすい大きさを選択することが可能です。
※「設定」→「周辺機器」→「PlayStation VR」→「画面サイズ」で変更可能
【小サイズ】
・117インチ相当、視野角54度
中サイズや大サイズとは違って、頭の動きに合わせてスクリーンが視界の正面についてきます。
つまり、仰向けになっても上天井にスクリーンが表示されます(PSカメラの範囲内にいる必要あり)。
中サイズと大サイズほどの迫力はないですが、どんな体勢でも画面のすべてが鮮明に見えます。
姿勢を変えて観たり、ゲームを遊ぶなら小サイズが良いですね
【中サイズ】
・163インチ相当、視野角71.5度
デフォルト設定となるのがこの中サイズ。
視界に映し出されるスクリーンは正面に固定され、およそ視界に画面が収まるかたちになります。
字幕ありの映画、アニメや落ち着いた映画やドラマを観る分には一番丁度良い画面サイズだと思います。
【大サイズ】
・226インチ相当、視野角90度
シネマティックモードで最大の226インチ相当という巨大スクリーンは、視界の中には全体が収まらず、端を見るために頭を動かさなければならないほど。
大型映画館の最前列中央を陣取っているような気分で、大迫力の映像を楽しめます。
コメント:実際の映画館の最前列ほど首を上げる必要はないよ
SFやアクション映画など、ド派手な演出のある映画にはおすすめの画面サイズです。
DVD/BD、Blu-ray 3D視聴
市販やレンタルのDVDやブルーレイディスクをPS4本体に挿入して、VRのシネマティックモードで視聴するのはもちろん、システムソフトウェア バージョン4.50アップデート(2017.3.9)により、Blu-ray 3Dコンテンツを楽しめるようになりました。
3D映画と言えば、映画館や3D対応TV(こっちはもう廃れましたね・・)くらいでしか観ることが出来ませんが、PSVRがBlu-ray 3Dに対応したことにより、自宅で劇場さながらの3D映像体験をすることが出来ます!
動画配信サービスも視聴可
PS4は現在(2019.2.17)、下記のサービスと提携しています。
- PlayStation™Music
- PlayStation™Video
- Netflix
- Amazon Prime Video
- DAZN
- Red Bull TV
- WWE Network
- YouTube
- Rakuten TV
- U-NEXT
- DMM.com
- Twitch
- Hulu
- MLB.TV
- カラオケ@DAM
- JOYSOUND.TV Plus
- NBA
カラオケ系はちょっと違いますが、動画アプリ系はPSVRでも視聴することが出来ますので、各動画配信サービスに加入している人は映画やアニメ等の豊富なコンテンツを迫力ある映像で楽しむことが出来ます。
特に、
>Hulu
>Netflix
>Amazon Prime Video
この3つは動画配信サービスの3本柱(個人的主観)で、VRで観る観ないに関わらず、生活を豊かにする素晴らしいサービスですので、加入することをおすすめします!
■オトナの男性向けコンテンツ
「DMM.com」と聞くとピンとくるかもしれませんが、、、
成人向け動画を扱っていたDMM.R18というサービス名称が「FANZA」に変わっています。
FANZAでは、アダルトVR動画も配信されていて、PSVRに対応しています。
※一般の動画(VR含む)ももちろんok
PS4内のDMM.comのアプリを起動すると、DMM.comで購入した動画を視聴することが出来ます。
VR動画を購入すればPSVRで視聴することが出来ますので・・・、”あとは君の目で確かめてみてほしい!”
>>FANZAの様子を伺ってみる2.シアタールームVR
※ベータテスト中
※追記:なんと、永遠のベータ版かと思われたシアタールームVRですが、2020年3月に突然のサービス終了となりました。
配信コンテンツは明らかに不十分なものでしたが、映画館にいるような視聴環境が素晴らしいだけに、大幅にグレードアップした本サービス開始をひそかに期待していましたが残念です、、、
ただ、同様のコンセプトでOculusなどでは既にサービスされている「Bigscreen」というサービスが、PSVRにも対応予定とのことですので、こちらを楽しみに待ちたいですね!
『シアタールームVR』は、VR(仮想現実)でのシアター体験を実現するPSVR専用の動画視聴アプリケーションです。
本アプリ内でコンテンツを購入することで、大画面の迫力ある臨場感で2D映像だけでなく3D映像の映画やアニメを楽しめるのが特徴です。
アプリを起動すると、「映画館の劇場内を再現した空間」と「宇宙空間」の2つのモードがあり、それぞれのシチュエーションで映像コンテンツを楽しむことが出来ます。
・PS Videoで購入したタイトルは、シアタルームVRでの視聴は不可
・シアタールームVR対象タイトルは、本アプリ内での購入のみ
【大型シアターモード】
ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK®4)のタッチパッドボタンを押すと「設定メニュー」が表示され、シート位置(計6ポジション)、部屋の色、スクリーンと部屋の明るさを変更することができます。
まさに実際の映画館にいるような感覚で、画面サイズが選べるシネマティックモードよりも負担なく映像を楽しめました。
【宇宙空間モード】
「設定メニュー」から宇宙空間モードを選択し、空間内で□ボタンを押すことでスクリーンが自分の真正面に固定される設計で、「PlayStation Camera」の認識範囲内であれば様々な姿勢で映像が楽しめますので、リラックスして宇宙(そら)に身を委ねて視聴してみるのもオススメです。
シアタールームVRは、2018年4月にリリースしましたが現在(2019.2.18)もβ版の状態です。
視聴環境は非常に満足できるものに仕上がっていると思いますが、現在はβ版ということもあり、一部の3D映画やアニメが有料/無料で配信されているくらいです。
今後、シアタールームVR内で視聴・購入できるラインナップはどのくらい用意されるのか、シネマティックモードにも劇場モードが適用されるのか、今後の展開が待たれます。
個人的には、劇場モードをシネマティックモードにも適用させることで、あらゆるコンテンツが仮想映画館で楽しめるんですが望み薄ですね・・・
PSVRで観たいおすすめ映画
レディ・プレイヤー1
いわゆる”オタク”要素を全面に出し、スティーブン・スピルバーグ監督という巨匠のもとで、迫力ある映像作品に仕上がった映画・アニメ・ゲームカルチャー好きには楽しめる映画です。
ガンダムやメカゴジラといった日本作品が重要なシーンで登場するのはワクワクしますよ!
3D版も非常にクオリティが高いので、PSVRで観るために3D版を買う価値はありました。
ザ・ウォーク
2棟連なったワールド・トレード・センターの間を命綱なしでワイヤーロープ一本で渡った「実話」を題材にした作品です。
カイジの鉄筋渡りに通じるものがありますね(笑)
高所にいるようなゾクゾクを感じられる3D版で楽しみましょう!
アバター
何回観ても楽しめる作品ですが、3Dで楽しめる機会はなかなかありませんでしたが、PSVRが3Dブルーレイに対応したことで、またアバターの3D映像を楽しめるようになりました!
PSVRは解像度が劣るので鮮明な映像とは言えないですが、映画と一体になるような没入感はやはり凄いので、これも一つのアバターを観る楽しさがあります。
塔の上のラプンツェル 3D
ディズニーの名作「塔の上のラプンツェル」を3D作品としてブラッシュアップされています。
3Dの表現はアニメならでは精度で、奥行きやその場にいる感覚を強く感じることが出来ます。
特に、灯篭が空に上がるシーンの映像美はまさに圧巻です!
最近では、「キングダムハーツ3」にもラプンツェルの世界があったりしたので、PSVRで3D版を観てみるのも面白いでしょう。
海底47m
檻を海底まで下してサメを鑑賞するダイビング中に、船と繋がれていたワイヤーが切れ、海底で孤立するというシチュエーション。
VR WORLDSのダイビングゲームにあったような海底での臨場感あるサメとの遭遇が楽しめます。
暗い海底の不気味さが、VRでより際立ち、VR装着の閉塞感と海底で孤立している閉塞感がマッチしているのでなかなかよかったです。
※2Dのみ
ハードコア
全編主人公の一人称視点によって撮影されたハードアクションムービー。
FPS視点になってるだけあってPSVRでの視聴とは相性が良いです。
VRゲームでは、高低差のあるところの移動では、お腹がヒュンとなる感覚を味わえるが、この映画でも僅かだが感じることができます。
内容はほぼ銃撃シーンなので、VR次世代FPSゲームをプレイしてる感覚で観ることが出来ます。
特にスナイプシーンは良い感じ。
ちょっとお酒で酔った状態で観たら頭がいたくなったので、そこは注意かも(笑)
※2Dのみ画質はどうなの?
鮮明とまではいえませんが、スクリーン幕に映像を投影しているイメージが近いです。
PSVRのメリットは大画面による迫力や仮想視聴体験がありますので、映画を観始めると、画質がどうのとかはぶっちゃけ気にならなくなります。
疲れは?酔いは?
まずVRゲームは酔いやすいとかは確かにありますが、映像を観る分には酔いはないかと思います。
ただ、PSVRだと調整の余地はありますが、それでも文字も多少ぼやけるので字幕ありの映画を観ると人によっては酔う可能性があります。
なるべく吹き替え版を選ぶのが良いでしょう。
疲れに関しては、映画1本分、およそ2時間程度VRヘッドセットを付けていると、途中で態勢を変えることも基本的に無いのもあって、さすがに少々疲れます。
映画館でじっと座って映画を観た後の疲労感に近いかもしれません。
「リクライニング機能のあるオットマン付きチェア」などを用意するとPSVRでの映画鑑賞も快適になりますよ!
>>【評価レビュー】GTRACINGゲーミングチェア GT909 【寝れるオットマン機能が最高!】まとめ
PSVRの値下げもあり、3D映画や仮想スクリーンなどで映画を観ることが主な目的の人にもおすすめしやくなりました。
※もちろんPS4本体も必要ですが
βテスト中の「シアタールームVR」もどの程度充実したアプリになるのか期待出来ますので、今後が楽しみです!
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