『オーバーロード』の小説を電子書籍で読むためにkindleを購入してみた!
オーバーロード最高!!
というわけで、遅ればせながらオーバロードにドハマりしている私です。
アニメの第一期を何気なく観始めたのをきっかけに作品のファンになり、アニメ第三期が絶賛放送中(記事執筆時)の時期に、原作である小説も一から読んでみようと思ったわけです。しかも電子書籍で!
「いやいや、そこは書籍で買うところでしょうが!」と突っ込まれそうな気もしますが、私と同じように、オーバーロードをアニメから知ってファンになり、「原作も読んでみようかな」「書籍と電子書籍どちらが良いか
目次
オーバーロードって何?魅力は?
アニメや小説で、「オーバーロードをまだ観たことがないよ」という方に、何がそんなに面白いのか、その魅力を最初にご紹介します。
オーバロードは、「著者:丸山くがね」によるライトノベルで、小説が2012年7月30日に刊行され、第13巻まで発売されています(2018年9月8日現在)。
2018年7月現在、シリーズ累計発行数760万部を超えた人気作品です。
ストーリーの概要は、
その日、長らく続いたVRMMORPG「ユグドラシル」のサービス終了に伴いプレイヤーの1人であるモモンガは、かつて栄光を誇ったギルド、アインズ・ウール・ゴウンの本拠地で郷愁を胸に、一人だけでゲームの終わりを迎えようとしていた。
サービス終了までのカウントダウンが始まる中、モモンガは目を閉じて仲間達との思い出を回想しながらユグドラシルの終了を待っていたが、終了時刻を迎えても強制ログアウトは起こらず、NPC達は意思を持って動き出し、自身もゲームの中の(自分が作った)キャラクターとなってしまったことに気付く。
モモンガはかつてのギルドの栄光を再び手にするべく、アインズと名を改め、ナザリック地下大墳墓の勢力を率いて暗躍し始めるのであった。
ナザリックが転移した異世界、不思議とかつてのユグドラシルと似通った部分を発見したアインズは自分達の持つ力がこの世界の常識と比較してあまりにも強大であることに気付きながらも万に一つの可能性を潰すべく慎重な姿勢を崩さない。まだ見ぬ強者、知らない技術、何よりその裏に見え隠れするプレイヤーの痕跡に。
-Wikipedia
MMORPGを比較的しっかりプレイした経験のある方でしたら、毎日のように一緒に遊んでいた人たちが時が経つにつれ、徐々に少なくなっていき、やがて解散状態・・・なんていう切なさや寂しさが分かるのではないでしょうか。
また、いわゆる「仮想世界に入るRPG」というゲーム体験はゲーマーの憧れであり、この設定と似た作品に「ソードアート・オンライン」があります。
もちろんこれも人気のある作品で、私も好きな作品の一つですが、オーバーロードとの違いは、より現実のユーザーの心理描写に寄せてあり、かつ、悪の側面からストーリーが展開することによる「残虐さ」です。
主人公は、人間と敵対するモンスターなどの異形種の姿をしたプレイヤーからなるギルドのマスターであり、悪役に徹したロールプレイをしていました(主人公の姿は骸骨で、高度な魔法使い)。
ゲーム世界が異世界に転移しても、人間としての素直な感情はありますが、一方で、悪のギルドのマスターとして、その世界の人間に対する残虐な行為などに対しては、本来人間が持つ罪悪感のような感情が無くなってしまっています。
なので、戦略的に人間を生かすこともあれば、ためらいもなく殺してしまうところもあり、そうした意外性・刺激的なストーリーが面白い理由の一つです。
人によっては胸糞悪いと感じるシーンもあるかもしれませんが、反面、主人公が自身の配下とのやり取りにあたふたして笑える部分もあったり、展開に緩急がありますので、「ずっと話の展開が重くて辛い」ということは一切ないです。
ここまで、オーバーロードの基本的な魅力をご紹介しましたが、小説以外にもアニメを始めとして楽しめるコンテンツもあります!
WEB版と書籍版の違いについて
オーバーロードは元々、WEB小説として連載が開始された作品で、後にWEB版をブラッシュアップして書籍版となっています(アニメは書籍ベース)。
WEB版と書籍版では、要所の話の展開に違いが合ったり、WEB版にはアルベドやマーレといった書籍・アニメの主要キャラクターも登場しません。
私の含め、アニメからファンになった人には、WEB版はあまり見たくないというのが正直なところかもしれません。
アニメを観てから小説を読み始めるのが一番楽しめる!
私と同じように、アニメからオーバロードのファンになったという人は多いのではないでしょうか。
「今さら小説もなあ・・・」と悩んでいる人がいるとしたらもったいないです!
なぜなら、アニメを観たあとで、小説を読んでみると、さらにオーバーロードの世界が理解できるのです。
まず、アニメ版では少々ストーリー展開が急で、なぜそうなったかという詳細なバックストーリーの説明がないため、アニメだけでは話が理解しにくい面があります(もちろん急な展開で面白いという側面はありますが)。
これを改めて小説を読むことで、アニメで不足していた物語を補完しつつ、新たな発見もあり、新鮮な気持ちで楽しむことが出来ます。
また、戦闘シーンの興奮度、キャラクターのデザイン・ボイスによる愛着さ、「残虐さ」という刺激的な表現ができるのはアニメならではのものです。
これがあるので、小説を読んでいてもキャラクターの姿、声がすんなりイメージ出来て、違和感なく楽しむことが出来るのが大きいです。
単行本よりkindle版電子書籍がおすすめ!
小説を読むとなると単行本にするか電子書籍にするか迷うと思います。
ただ、私は次の理由で電子書籍kindle版にすることにしました。
持ち運べる手軽さ
やはり外出先でも気軽に読書が出来る快適さは大きいです。
単行本ですと、コミックスを2冊分重ねた程の厚みがあり、全体的な大きさはさらに大きく、1冊携帯するにしても邪魔と感じる程です。
通勤・通学や旅行などの遠出の際のお供として持ち運ぶことを考えると、電子書籍が非常に楽で便利です。
紙から電子書籍へシフト
個人的に紙の書籍をそろそろ辞めたいなと思っていました。
棚にしまっていても、埃はかぶり、日焼けもし、モノが劣化していきます。
何より、場所を取るので、収納場所に困ったり、引っ越しや荷物整理で処分する際には非常に手間がかかる存在になります。
コレクション的楽しみや紙の質感の良さも分かりはしますが、Amazonのkindleを代表とする電子書籍端末一つに多くの小説・文庫・コミックス・雑誌などの読み物をしまうことができるのはとてもスッキリします。
一応迷ったことで言えば、オーバーロードの単行本のカバーイラストについてです。
表紙のデザインが非常に素晴らしいので、眺めるために単行本を買う価値は当然あります。
ただ、私は上記の理由に加えて、表紙が見えるように全巻陳列するスペースがあるならまだしも、結局は背表紙を向けて並べることになるのが容易に想像できたので、それは止めました(なんならカバーデザインをPCの壁紙でもした方が楽しめそうです)。
kindleシリーズは一人一台の必携アイテム
オーバーロードを電子書籍で読むなら、Amazonの電子書籍端末「kindle」シリーズを使うのがやはりおすすめです!
kindleシリーズは、「Kindle」、「Kindle Paperwhite」、「Kindle Paperwhiteマンガモデル」、「Kindle Oasis」と4つのタイプがあります。
今回、オーバーロード専用機にするくらいの勢いでしたので、「Kindle」と「Kindle Paperwhite」の2択で絞ることにしました。
この2つの大きな違いは、価格・解像度・内蔵ライトの有無です。
端末 | 価格 | 内蔵ライト | 解像度 |
Kindle | ¥7,980 | なし | 167ppi |
Kindle Paperwhite | ¥13,280 | あり-LED4個使用 | 300ppi |
ご覧の通り性能が良いのはKindle Paperwhiteの方です。
長く使うであろうものに関しては、なるべく良いものを買うようにしていますので、私はKindle Paperwhiteを購入しました!
やはり解像度が高い方が読みやすいですし、寝る前や出先の店など、周りが薄暗い場合であっても、内臓ライトが搭載されているKindle Paperwhiteであれば、画面が好みの明るさになるように調節できます。
キャンペーン情報って何?
各Kindleデバイスを購入するにあたって、「キャンペーン情報つき」「キャンペーン情報なし」というのが選べるようになっています。
キャンペーン情報付きモデルでは、 Kindle月替わりセールなどのお得なキャンペーン情報や 、パーソナライズされたおすすめの商品などが端末に表示されます。
一体どこに表示されるのかというと、本体をスリープした画面とホーム画面の下にバナー表示がされます。
読書中には一切表示はされません。
なんと、このキャンペーン情報の有り無しだけで¥2,000もの差があります!!
邪魔と感じるかどうかは人それぞれだと思いますが、私の場合は「キャンペーン情報つき」を選びました。
実際に購入した後にどんな感じかを確認しましたが、全然気になるようなものではなかったです。
キャンペーン情報無しのタイプにして¥2,000多く払うぐらいなら、それだけでオーバーロードのkindle版2冊分は購入できますからね!
Kindle Paperwhiteを使ってみてどんな感じ?
様々な機能が付いていて正直使いこなせてはいませんが、これは良いなと思った点を上げます。
Amazonストアに直接アクセスして購入できる
端末から直接Amazonストアにつながりますので、購入・インストールが簡単に行えます。
kindle版の方が安い
書籍より安く買うことが出来ますし、セールで値下りするのもKindle版ならでは。
画面が良い意味でざらっとしているので指ざわりが良い
画面の液晶はツルツルしていなく、良い意味で微妙にザラついていますので、ページを送る際の指ざわりが良いです。
プライム会員であれば親和性抜群
プライム会員だと、追加料金なしで対象のタイトルが好きなだけ読み放題できる「Prime Reading」を利用する事ができます。
初めて買うシリーズのコミックスが買いやすい
例えば、昔から紙媒体で買っていたコミックスや書籍のシリーズ作品を途中から電子書籍に切り替えるなんてあまりしたくないと思います。
ただ、新しく買うシリーズ作品などであれば、最初からKindle版の電子書籍を買えば、荷物も増えないのでスッキリしますね。
私は、オーバーロードのスピンオフ作品「オーバーロード不死者のOh!」を購入しました。
セールでお得に購入!
Amazonではセールを頻繁に開催しています。
特に、Kindle Paperwhiteはセールで値下がりすることが多いですので、セールを待って購入するのもおすすめです!
電子書籍のセールも行うことがありますが、全ての電子書籍が一斉に値下がりすることはほとんどなく、ジャンル毎、シリーズ毎などのように、一部の電子書籍がセールになることが多いです。
過去にオーバーロードの電子書籍がセール対象になったこともありますが、今後同じようなセールがいつ開催されるのか、あるいは、されないかはなんとも言えないところです。
ただ、やはり電子書籍はセールで安くなる可能性がありお得に購入できるチャンスです。
オーバーロードを始めシリーズ作品、おすすめの買い方は、1冊ずつ購入して読み進めていき、読み終わったらまた1冊購入という感じが良いでしょう。
そこで、目当てのセールが始まったら残りの巻をまとめ買いするのです。
停電時に役に立つ
2018年9月6日の北海道地震で停電が2,3日と続き、スマートフォンもインターネットにつながりにくい状況でしたので、被災中といえど暇な時間は多かったですので、kindleは大いに役立ちました。
Kindle Paperwhiteの充電の持ちは長く、特にバックライト機能のおかげで、暗い室内でも適度な明るさに調整できるので、快適に読書して時間を潰すことが出来ました。
災害時の必須ガジェットとも言えますね
まとめ:オーバーロード最高!!
というわけで、オーバーロードをkindleで楽しむことの良さをご紹介しました。
アニメや小説で楽しみつつ、さらにはオーバーロード初のスマホゲーム「MASS FOR THE DEAD」も2018年に配信予定となっていますので、オーバーロード熱はこの先もずっと続いていくでしょう。
アニメだけ観ている方は、オーバーロードの世界をより深く楽しむために、小説を読んでみることをおすすめします!